デトックスプログラム
ご縁あって最近仲良しの
おぐちゃん、おすすめの
3歳から9歳のプログラム解除する
デトックスプログラム
“王の帰還”を受けてきました~
タイミングがばっちあって、千恵ちゃんも一緒に。
今はまったくわからないけれど
きっと、凄く意味のあることだと感じる。
さて、さて、何が起きていくのか
楽しみにしようっと
以下は整体師のしんしんの解説
納得できます。
ものスゴーク長い(笑)
平田 慎吾さん、解説
世の中にゃすげぇ人がいるなぁって思うことが最近よくあります。
こないだお会いした合気道の達人の先生…入ってきた瞬間、縄文杉みたいに、デカくて柔らかくて優しくて智慧に満ちたオーラがぐわって迫ってきて、めまいがしたのだ。
そういう人がたくさんいるから、世の中は面白いのよねぇ。
おいらが感じるすげぇ人の一人、木盛さんが4月14日にワークショップを行います。「王の帰還」という名前です。ロードオブザリングとは関係ないよ。指輪をはめたら消えたりしません。
おいらも前に受けたんだけど…感動した!今の仕事ができているのは、このワークショップがあったからだなぁとつくづく思います。
例によって長いんだけどね…「王の帰還」って何かってのを書いたので、読んでみてください。それで興味を持たれた方がいたら、ぜひ参加してみてください。
おすすめなのだ!
ではでは説明です!
無意識という、意識では認識できない領域を発見したのはフロイトだと言われています。もちろん学問としてということです。例えばハワイのホ・オポノポノでは無意識の領域はウニヒピリって呼ばれています。狩猟採集民だった頃から、シャーマンの人たちは、この無意識という領域を知っていて、そこから精霊と繋がったりして、治療を行っていました。
その無意識と意識の関係について面白い研究結果があります。
ドイツのマックスプランク研究所のヘインズ博士が行った実験です。
被験者は脳をモニターされた状態で、まず両手にレバーを握ってもらいます。レバーの上部にはボタンが付いています。目の前にはテレビのモニターがあって、アルファベットが無秩序に「k、t、d、q、v..」と0.5秒ずつのペースで流れています。この文字の移り変わりを眺めながら、好きな時に両手のボタンのどちらかを押してもらいます。
押したくなったら…ボタンを押す。ただそれだけの実験です。そして「押したい!」という意思が生まれた時に表示されていたアルファベットを覚えておいてもらいます。例えば、dが出ている時に押したくなった!そういうことです。
普通に考えたら「押したい感情」が湧き上がってきて、その思いに従って「押す」という行為が生じるように考えると思います。だけど、結果は衝撃的なものでした。
本人が押したくなる前に、すでに脳は活動を始めていることがわかったのです。
この時、補足運動野という運動をプログラムする場所が活動を始めているのですが、驚いたことに本人が押したいという意思を持つ7秒前に、早い場合は10秒前に活動が始まっているのだそうです。
つまり、人間が何かをしたい!そう考える7秒前にはすでに脳はその何かをするための準備を始めているのです。
ヘインズ博士はこう結論しました。
無意識に行動したい感情が生じる→7秒後→準備が整った頃に意識が行動したい!という感情を感じる。
つまり、自由な意思は意識(自分が認識できる領域)にはなく、それは無意識にある。
もっと言ってしまえば、人間は自由に行動しているつもりになっているけれど、実は自分では認識できない無意識という領域で発生した感情に動かされているだけの存在である…そういうことなのです。
私たちは無意識が外界の情報に反応した反射でしかない行動を、自分が自由な意思を使って選択したかのように思い込んでいるだけなのです。
この実験が紹介されているのは池谷裕二さんの「脳には妙なクセがある」という本なのですが、著者は豊かに生きる方法として、こう結論しています。
「だからこそ私は、よい経験を積んで、よい反射をすることに専念する生き方を提案しているのです」
つまりそれは無意識によい情報をたくさん取り入れることに他なりません。
ところが…人間として生きていくための基本的なプログラムがネガティブなものだったとしたら、どうでしょう。
水が怖い!そういうプログラムが自分の無意識にあったら、どんなに意識的に水は怖くないと思おうとしても無駄なのです。常に無意識が先、意識が後ですから、無意識は怖いものから遠ざかるという活動を始めてしまいます。
話は変わります。無意識は何のために存在するのか考えたことがありますか?
色々な説があるのですが、概ねこの2つが言われています。
① 意識の活動をしやすくするため…もし意識的に右足上げて、ハムストリングを使って、股関節はこの角度で…そんなことを考えないと歩けなかったら、人間は歩くだけで一苦労です。それを自動的にやってくれているのが無意識という説。
② 私たちの安全を守るために、安心して生きていくことができるようにするため…クマが現れた時、意識で逃げることを決めていたら食べられてしまいます。無意識の反射でクマ→逃げる!そう脳が活動しなかったら、私たち人間は絶滅していたかもしれません。だから安全を管理するのが無意識という説。
このどちらも正解だと思うのですが、特に重要なのは②の方です。
人間として生きていくための基本的なプログラム、つまり無意識に入っている行動のパターンは、あなたの安全を守るために存在します。そしてその行動パターンは幼少期に決定されたものがほとんどです。そして、その行動パターンは更新されないまま、今現在のあなたの行動や、そこから派生する感情さえも決定しています。
なぜ幼少期の基本的なプログラムが無意識の行動パターンとして採用され続けてしまうかというと、脳波が今の私たちと、幼少期では違うからです。
生後間もなくから2歳までの幼児の脳波は、主にデルタ波(1、5〜4ヘルツ)、2歳から6歳になると少しスピードが上がってシータ波(4〜8ヘルツ)、12歳になると更に早くなりアルファ波(8〜12ヘルツ)、その後12歳以降はベータ波(12〜40ヘルツ)が主になってきます。
催眠術をかけたり、精神分析医が使う催眠療法に最も適した脳波は7、3ヘルツだと言われていることから分かるように、幼少期の私たちは催眠や暗示が今よりもずっと入りやすい状態で生きているのです。この時期に話せるようにならなければならないし、人生における基本的なルールも学ばなければいけません。好奇心旺盛な空っぽの状態で生まれてくる私たちは、脳波の遅い状態で短期間で安全に生きていく方法を学ぶのです。その時に採用された行動パターンが強い暗示になってしまうのは当然なことなのです。
幼少期に有効であった基本的な無意識のプログラム、それはその時点では有効なものであったかもしれません。あなたの安全を守ってくれたかもしれません。ただ、そのプログラムの効果が強すぎて、成長した現在の生活に悪影響を及ぼしていたらどうでしょう。
虐待の連鎖という言葉を聞いたことはありませんか?子供時代に虐待を受けた人が成長し、自分の子供を持つようになると、自分ではそんなことはしたくないと思っていても自分がされた虐待を繰り返してしまう。そのことを言うのですが、無意識に基本的なプログラムが存在することを知っていれば、どうしてそういうことが起こるのか理解することができます。
親(子供時代には親という言葉を知りませんから、私の愛する人という概念が主語になっています)が私のことを躾けや、罰、あるいはあなたのためにしなければいけないことだからという名目で虐待を繰り返す。そうすると、他の家の親子関係を参考にして、自分の家はおかしいかもしれない…そういう批判意識を持つ前のあなたには、こういうプログラムが入ります。
「私の愛する人は私を虐待する。それは私が悪いことをするからで、それを私の愛する人は罰を与えることで治そうとしてくれている。私の愛する人は、私がこれから安全に生きていくために基本的な躾けを虐待することによってしてくれている。私は虐待されることで愛されている」
それならば、成長して自分が子供を持った時に、同じように虐待しなければ、自分の子供を愛していないことになってしまいます。だから虐待は連鎖するのです。これには認知的不協和という問題が絡んでくるのですが、これも重要なことなので、説明しますね。
ストックホルム症候群という言葉を聞いたことがないでしょうか?Wikipediaから引用します。
1973年8月に発生したストックホルムでの銀行強盗人質立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)において、人質解放後の捜査で、犯人が寝ている間に人質が警察に銃を向けるなど、人質が犯人に協力して警察に敵対する行動を取っていたことが判明した。また、解放後も人質が犯人をかばい警察に非協力的な証言を行ったほか、1人の人質が犯人に愛の告白をし結婚する事態になったことなどから名付けられた。
人質は命の危険にさらされます。心拍数も血圧も上がるでしょうし、ストレスに精神が耐えられなくなるかもしれません。その時に自分を安全な状態にする方法は2つしかありません。
①その状況から離れる(この場合は銀行から出ていく、犯人が解放してくれるなど)
②その状況の意味を変えて、心的に納得しなおす(この場合なら、自分は人質ではなく、犯人の仲間、もしくは犯人は私と愛し合っているなど)
もちろん①は起こりようがないですから、実際に選択できるのは②だけです。当事者ではない人から見たら、どんなにおかしな理屈であったとしても、優先されるのは自分の安全なのです。
人質にされているという状況があり、そのことによってストレスが発生している。ストレスの原因を排除することができなければ、自分の安全を守るためには自分の心の認知の方を変えることでしか対処できない…それが認知的不協和です。
虐待されている子供たちは、親の庇護が受けられなくなる恐怖から、自分の愛する人は自分のことを思って虐待をしてくれている。これは愛なんだと自分を納得させることで、その状況から生き残りをはかっているのです。
あなたにも、必ず不必要になった基本プログラムがあります。自己評価が低い、罪悪感を持ってしまう、異性に対して恐怖を感じる、親子関係がうまくいかない、人前に出ると赤面してしまう、理由もないのに不安で眠れなくなる、ギャンブルや浪費癖がやめられない、人間関係を構築できない、特定の風景を見たり、特定の匂いを嗅いだりすると、感情が異常に揺さぶられてしまう、もちろん他にもたくさんあると思います。そういうあなたを悩ませている事柄は、幼少期に自分の採用した無意識のプログラムが原因なのです。
「王の帰還」はこの自分を限定しているプログラムを解除することを目的に作られました。
自分の無意識に入っている限定プログラムを作り出すきっかけになった記憶を見つけ出す。
その記憶の出来事が発生した時のオリジナルな感情を思い出す。つまり認知的不協和を使って、自分の安全を保つために無理矢理に納得する前の感情に触れる。
限定プログラムを作り出すきっかけになった記憶を、そのオリジナルな感情ごと、あなたの物語として取り出す。
あなたの物語を寿ぐセレモニーを行い、限定プログラムが今まで有効に機能したことを認め、感謝し、そして手放す。
あなたが採用したプログラムは、あなたの権限で棄却することができるのです。
そして、あなたを縛っていた限定プログラムから解放された時、あなたはあなたの玉座に戻り、あなたを統べていくことができるのです。
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